
表現・進路・自己理解を深める学びの一日
コース別自主活動日2日目は、「伝える力」「将来を考える視点」「自分自身を知ること」をテーマに、午前・午後を通して多角的な学びを行いました。
午前:感謝を伝える表現活動と卒業生との交流
午前中は、瀬戸SOLAN小学校へのお礼ムービー制作に取り組みました。「感謝を伝える」ことを目的に、構成や言葉、映像表現について班ごとに話し合いながら制作を進めました。どのような表現であれば気持ちが相手に伝わるのかを考える中で、言葉や映像の選び方一つで印象が大きく変わることを実感しました。
意見を出し合う過程では、相手の立場に立って考える視点が自然と増え、自分一人では思いつかなかったアイデアが形になっていく様子が印象的でした。また、制作を進める中で、時間管理や役割分担の重要性も学び、協力することで一つの作品を完成させる達成感を味わうことができました。
続いて、高校3年生アカデミックコース卒業生との交流の時間を持ちました。進路選択や高校生活について、成功だけでなく悩みや失敗も含めた率直な経験談を聞くことができ、生徒にとって大きな刺激となりました。先輩方の考え方や行動力に触れ、自分の将来をより具体的に考えるきっかけとなるとともに、「今できることを積み重ねていこう」という前向きな気持ちが育まれました。


午後:職業観の形成と自己理解
5限目には、AIジャーナルアプリ「muute」を運営されている講師の方をお招きし、講話をしていただきました。講師の方からは、自分を振り返る時間の重要性についてお話があり、「私たちは意外と自分のことを理解できていない」という言葉が印象的でした。自分の感情やストレスの状態を正しく把握することで心に余裕が生まれ、将来の目標に向かって前向きに挑戦できること、そのための手段として「ジャーナル」があることを学びました。


6限目は、職業について考える学習を行いました。世の中に存在する多様な仕事を整理し、それぞれの職業が社会で果たしている役割や、「給料」という現実的な側面についても具体的に考える機会となりました。


学びをこれからにつなげて
2日目の活動を通して、生徒たちは表現力や協働の大切さ、進路への意識、そして自分自身と向き合うことの重要性を実感しました。これらの学びを、今後の学校生活や将来の選択に生かしていくことが期 待されます。





